追記※ラナイ島のダラーレンタカー営業所は、2018年10月をもって閉鎖となりました。ラナイ島での移動は現地のホテルのシャトルバスとなります。
1、ハワイ最後の楽園ってどんな島?
人口およそ3000人ほどの小さな島で、ワイキキがあるオアフ島から飛行機で30分で着きます。
今でこそ高級ホテルがあり、リゾート地でとして開発が進んできましたが、かつては世界のパイナップル生産量の約2割を生産していたほどの「パイナップルアイランド」とも呼ばれるパイナップル農園の島でした。
2012年にラリー・エリソン氏が島のほとんどの土地を買い取り、リゾート化が進み観光客が訪れる人気スポットになりましたが、それまでは農園ばかりで開発が進んでいなかったため、今も尚、ハワイの古き良き自然がそのまま残っているのです。
それが「ハワイ最後の楽園」と呼ばれる所以です。
2、ラナイ島の歴史
かつてはドール社が島のほとんどの所有権を持ち、パイナップル農園を営んでいました。現在もその名残が島のあちらこちらで見られます。
パイナップルアイランドと言われた時代は世界の2割のパイナップルを生産するほど、パイナップル栽培が盛んでしたが、東南アジアの安価なパイナップルにその地位を奪われ、島のパイナップル農園は閉園に追い込まれます。
その後、2012年にラリー・エリソン氏が島の98%を買い取ったことをきっかけに、島の産業は観光業へと転換していきます。
あのフォーシーズンズ・リゾート・ラナイがリニューアルオープンし、ハワイのポリネシアの伝統と現代的なデザインを融合させたホテルが世界的に有名になり、今では高級リゾート地として世界に知られています。
3、オススメドライブスポット
3-1、ケアヒアカヴェロ(神々の庭園)
神々の庭園と言われる異世界の景観を楽しめるのがケアヒアカヴァロ。
島の木々の緑とは打って変わって、広大な赤土の荒涼な景色が地平線まで広がっています。巨大な岩や石の塔がゴロゴロと点在し、その名の通りこの世のものとは思えない、まさに神秘的な光景を目にすることができます。
神々の庭園に向かうにはオフロード(舗装されていない道)を走っていきます。
ラナイ島はほとんどの道が舗装されていないので、日本のドライブとは少し感覚が違いますが、そのままの自然の中を進んでいく感覚は、日本ではなかなか体験できないのでそれも含めて満喫する気持ちで向かいましょう!
3-2、プウペペ
スウィートハートロックという海にそびえる巨大な岩が有名な海岸帯です。
その岩の断崖絶壁はまさにワイルドの一言。
スウィートハートロックは若き戦士が、恋愛関係にあった少女を亡くし、悲しみのあまり24mの高さのその岩から身を投げたという悲しい伝説が残っています。
恋人同士の切ない物語もあり、プウペペで観るサンセットはロマンチックと有名です。
フォーシーズンズ・リゾート・ラナイから歩いて行ける距離であり、またマウイ島からのフェリーが近くで停まる場所にあるので、アクセスがよく、日帰りで訪れる人も多い地です。
3-3、ポリフアビーチ
島の北西部に位置する穴場的なビーチです。
ウミガメが産卵にやってくるほどビーチは綺麗で、絵に描いたような白い砂浜と透き通る海が見られます。
潮の関係で海水浴はできませんが、静かなで美しい海でゆっくりと散歩するのに適したスポットです。
秘境エリアに位置するので、車は4WDが必須です。
4、ラナイ島ではダラーレンタカーのみ!
信号が1つもなく、舗装されている道は48kmのみ、ドライブできるの?というラナイ島ですが、公共交通機関は当然ほぼ期待できないので観光するにはレンタカーしかありません。
先ほどの道路の状況から、レンタカー会社もまったく参入していない雰囲気もありますが、安心してください。1社だけラナイ島に営業所を構えています。
その1社がダラーレンタカー。
ダラーレンタカー様様ですね。よくぞ、拠点を構えてくれました。これで私たち観光客も「ハワイ最後の楽園」と言われるラナイ島を自然を楽しむことができます。
島のほとんどがオフロードというワイルドな道ですが、その手つかずの光景を存分に楽しみましょう!