レンタカーガイド

トップページ > レンタカーガイド > レンタカー保険の値段と選び方ガイド!ハワイで事故る前に。

レンタカー保険の値段と選び方ガイド!ハワイで事故る前に。

レンタカー保険の値段と選び方ガイド!ハワイで事故る前に。
海外のドライブでも気を付けたいのが事故です。
慣れない左ハンドルで、交通ルールが違う道路を走るのはやはりリスクを伴います。
安全運転で事故は絶対に避けたいところですが、万が一に備えてやはり充実した保険をつけておきたいところです。

ハワイでのレンタカーの保険は一見、非常に複雑です。
保険の種類がたくさんあるし、レンタカー会社によっても同じ保険でも呼び名が違うし、全く知識のない状態ではチンプンカンプンです。

ですが、ひとつひとつじっくり見ていくと、日本の自賠責保険や搭乗者保険などと同じ内容であることがわかるため、どの保険をつけるべきか判断できるようになります。

このページでは、保険の種類と値段、そして保険の選び方についてお話ししていきます!

保険の種類と値段

LP(自動車損害賠償保険)

ハワイでレンタカーを借りる時、強制的に入ることになる保険です。
必ず入るという点でピンと来た方もいると思いますが、日本で言うところの「自賠責保険」にあたります。

ほとんどのレンタカー会社ではレンタル料金にLPが含まれています。
LPの補償の額は最低限のレベル(対人の場合は2万ドル、対物の場合は1万ドル程度)なので、任意保険にも入ることを強くオススメします。
特にハワイ(アメリカ)ではLPの保証額が低いので、万が一のことを考えると任意保険に加入しておくのが賢明です。

SLI、ALI、LIS、EP(追加自動車損害賠償保険)

損害賠償の追加保険です。
前述のとおり、ハワイの強制保険の補償額はとても低いのでこちらで穴埋めする形です。

たくさん並んでいますが、レンタカー会社によって呼び名が変わるだけで意味するものは一緒です。
補償の限度額は100万ドル~200万ドルとLPに比べて補償の額は大幅にアップします。

しかし、補償の程度はレンタカー会社によって変わってくるので、契約時にしっかりと確認しましょう。
1日あたり15ドル前後で付けられます。

PAI、PAE、PPP(搭乗者傷害保険および携行品保険)

またアルファベットがランダムに並んでいるので、少し拒否感を覚えてしまいそうですが、こちらは運転している本人や同乗者の治療費などを保証してくれる保険です。

先ほど出てきたSLI、ALIは事故でケガをさせてしまった相手を補償するものに対して、PAIやPAEは自分たちのケガを補償するものです。

ある事例では「ハワイに2週間入院しただけで30万ドルの費用を請求された」という話があります。30万ドルとは、仮に1ドル=100円の為替だとしても3000万円です。

事故となれば入院することも充分考えられますので、搭乗者保険も入っておくと安心感が違うでしょう。

保険の値段は1日あたり6ドル~7ドルです。

ちなみに海外旅行保険でも同じような内容が含まれていますので、海外旅行保険に入っている場合は、つけなくていい場合があります。
両方の内容をしっかり確認しておきましょう。

LDW、CDW(自車両損害補償制度)

激突や当て逃げ被害などで車が損傷してしまった際に補償してくれる保険です。
慣れない車を運転する時には、どこかにぶつけてしまうこともあるので、特に大きな車を運転する時などにもつけておくといいでしょう。
料金はレンタカー会社、車種によっても異なりますが、1日あたり20ドル前後を考えておくとよいでしょう。

TP(盗難保険)

車両の盗難被害にあった時に保証してくれる保険です。
LDW、CDWに含まれているので、別途つける必要はありません。

ハワイは楽園のようなイメージがあるのですが、ハッキリ言って外国です。
日本の治安の良さを当たり前の感覚にしてハワイに行くと痛い目に合います。
しかも現地の人よりも観光客はセキュリティが甘かったり、お金を多く持っていることから狙われやすい傾向にあります。

ハワイのある年の人口10万人あたりの年間犯罪件数は4000件以上でした。
1日10件以上、犯罪が起こっている計算になります。
決して安全ではないことを心に留めておいてください。

以上のように、一見すると保険の種類が多岐にわたり複雑ですが、1つ1つちゃんと見ていくと日本の保険と結びついて理解しやすいですね。
そして、強制保険だけではカバーできない必要な保険が多いこともわかります。

保険の選び方

保険は万が一に備えるものなので省いてしまう方もいますが、海外で事故を起こすと莫大な損害賠償や治療費がかかってしまいます。
そうならないためにも保険はケチらず、つけておくことをオススメします。
初めての海外運転の方は慣れない道を走ることになるので、特に保険をつけておくべきです。

ですが、すべての保険をつけるとかなりの料金がかかってしまいます。
保険はつけるに越したことはありませんが、次のようなことを参考に

どの保険をつけるか?

・LP(自動車損害賠償保険)
・SLI、ALI、LIS、EP(追加自動車損害賠償保険)
・LDW、CDW(自車両損害補償制度)

この3つは入っておくことを強くオススメします。
主に車と相手側を補償する保険です。

PAI、PAE、PPP(搭乗者傷害保険および携行品保険)は海外旅行保険でカバーしていることが多いので、海外旅行保険に加入している場合は省くこともできます。

パックプランがオススメ

こうして詳しく見ていくと1つ1つどれをつけるべきかがわかるのですが、レンタカー会社によっても呼び名が違うので、複雑なことは考えたくない!という方には各社が用意しているコミコミのパックプランがオススメです。

パックプランにはレンタカーで必要なひと通り保険が含まれています。
一定の保険は確保されていますので、難しいことを考えずに安心してドライブを楽しむことができるでしょう。
保険の他にも税金も含まれているので、想定外の追加料金もありません。
レンタカー初心者の方は、パックプランがオススメです。

まとめ

いかがでしたか?
保険は安心を買うための材料です。
海外では慣れない土地のため想定外のことが起こります。
万が一事故が起こった後では遅いので、適切な保険をつけて、安心してハワイドライブを楽しみましょう。

予約予約方法と当日の流れ

パスポートと国際免許証日本の免許証では不十分?ハワイのレンタカーで国際免許が必要な注意すべき2つの理由

この記事を読んだ人におすすめのコラムCAR RENTAL COLUMN