日本と違うハワイのチャイルドシートの法律。無料レンタルの会社もチェック!
アメリカでもお子さんはチャイルドシートの着用義務があり、お子さんと一緒にドライブする際には用意する必要があります。
チャイルドシートは日本でも義務があるため慣れている方も多いと思いますが、ハワイはアメリカです。
着用義務の年齢や、ルールが日本とは若干違います。
取り締まりを受けないためには、まずはハワイのルールをしっかりと把握する必要があります。
またチャイルドシートをどのように用意するかや料金も気になるところだと思います。
このページではハワイでのチャイルドシートのイロハをご紹介していきます。
何歳の子どもが着用義務があるの?
ハワイ州では、7歳以下のお子さんにチャイルドシートの着用義務があります。
日本では5歳以下のお子さんが対象となるので、注意したいところです。
また7歳以下でも年齢によって次のような着用義務の違いがあります。
1歳未満・・・・インファントシート(ベビーシート)
1歳~3歳・・・チャイルドシート
4歳~7歳・・・ブースターシート
また、お子さんを乗せた場合も大人1人と同じ乗車人数でカウントされます。
乗車人数の違反がないように気を付けてください。
チャイルドシートとブースターシート
ブースターシートとは、お子さんがシートベルトの高さまで体が持ってこられるように、お尻の下に敷く高さ調整のシートです。
ハワイではシートベルトは145cm以上の高さに向けてシートベルトが設計されているため、それに届くようにしなければいけません。
逆にお子さんが145cm以上の身長がある場合は、たとえ7歳以下でもブースターシートは必要ありません。
つけないとどうなる?
もしチャイルドシートの非着用で、取り締まりを受けた場合は厳しい罰則があります。
最大500ドルの罰金と4時間の講習が科せられてしまうため、大きな痛手となります。
お子さんの安全のためにも必ずチャイルドシートの着用をしましょう。
用意する方法
では、レンタカーを借りる際にチャイルドシートをどのように用意するかの方法です。
基本的にはレンタカー会社で借りるのがスタンダードですが、次のような方法もあります。
日本から持ち込む
使い慣れているチャイルドシートを持ち込めば、取り付けもスムーズにできてチャイルドシートのレンタル料金を節約することができます。
しかし、大きなチャイルドシートを持っていくことを考えるとあまり現実的ではありません。
また、ハワイでのチャイルドシートの安全基準の規格は、日本の規格とは異なっており、日本の規格のものを使用している場合は違反の対象となってしまいます。
厳密には日本は「ECE/R44」という規格の安全基準を採用しており、ハワイでは「FMVSS 213」という規格の安全基準を満たしていなければいけません。
どうしても持ち込みたい場合はチャイルドシートの規格がハワイの規格に適合しているかしっかりと確認しておきましょう。
現地で購入する
現地のウォルマートなどで購入することもできます。
レンタカー会社でレンタルする場合は1日10ドル~15ドルが相場なので、数日利用する場合は安めのチャイルドシートを購入してしまった方が安くあがる場合もあります。
また、新品なので清潔だというメリットもあります。
デメリットとしては、日本へ持ち帰るのが大変だと言う点です。
そして、現地で処分する場合も処分の方法を考える必要があります。
レンタカー会社が引き取ってくれるならば、そのままレンタカー会社に寄付してしまうという手もあります。
レンタカー会社でのレンタルが一番便利
やはり一番現実的で便利なのは、レンタカー会社でレンタルすることでしょう。
レンタル料金
レンタル料金は先ほどもお話ししましたが、だいたい1日あたり10~15ドルほどです。
しかし、日系のレンタカー会社では無料でレンタルしている場合が多いので、お子さんの人数によっては日系のレンタカー会社を利用する方が総合的に見てお値打ちな場合があるので、比較してみてください。
ニッポンレンタカー・・・1台無料、2台目以降は14ドル/1日
ワンズレンタカー・・・・2台無料(オープニングキャンペーン期間中
ホノルルオートレンタル・・2台まで無料
ジャストレンタカー・・・何台でも無料
衛生面
チャイルドシートでのレンタルする場合によく聞くのが、
「チャイルドシートが汚れていた」
「食べかすなどがついていた」
という話です。
これは特に外資系のレンタカー会社について噂を耳にします。
しかし、近年はこうした衛生面にも各レンタカー会社は力を入れているようで、都度クリーニングに出して、清潔にしているようです。
ダラーやアラモ、ハーツなど、クリーニング後の袋に入ったシートをレンタルすることができます。
中には衛生面が気になる人のために、カバーをレンタルしている会社もあります。
チャイルドシートを取り付ける時の注意点
後部座席に取り付けましょう
ハワイではチャイルドシートを助手席に取り付けることは法律で禁止されています。
必ず後部座席に取り付けてください。
※ちなみにハワイでは2013年に道路交通法が改正され、大人も含めて後部座席でのシートベルトの着用は義務となりました。
「取り付けは自分で」が基本
ハワイではチャイルドシートは自分で取り付けるのが基本です。
日本のようにスタッフさんがやってくれる気でいるとビックリするので、事前に調べておくのがいいでしょう。
もしわからない場合は、現地のスタッフに聞いてみるのもいいでしょう。
優しく取り付けてくれたという話もよく聞きます。
その点でも日系のレンタカー会社は安心です。
日本クオリティのサービスで取り付けまでやってくれる会社もありますし、わからなければ日本語が通じるので難なく取り付けれるでしょう。
チャイルドシートのおすすめレンタカー会社
最後にチャイルドシートを無料で借りられたり、格安でレンタルしている会社をご紹介します。
ホノルルオートレンタル
2台までチャイルドシートが無料です。
日本人が経営するレンタカー会社なので、日本語対応のスタッフが必ず在籍しており、わからないことがあれば日本語で聞くことができます。
車のレンタル料金もリーズナブルと評判です。
また、提携駐車場であるワイキキエリアにあるハワイアンモナークホテルの駐車場が1日15ドルで利用できることも魅力的です。
アラモレンタカー
レンタル料金がリーズナブルなアラモレンタカーはチャイルドシートのレンタル料金もお値打ちで、7ドル/1日でレンタルすることができます。
アラモレンタカーはアラモセレクトというサービスがあり、現地で見て車を選ぶことができるので、チャイルドシートを取り付けた時に広さが十分かなども確認することができます。